2011年 05月 23日

“mannequin”

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今から20年ほど前、
大学写真部の卒業展に作品を出品した。

その時のテーマは「ショーウィンドー」

今のようにデジタルではなくアナログの時代…。
シビアな露出とピント合わせに苦心した。

撮影が終わると心地よい疲労感と、
撮影したフィルムの現像に胸を躍らせたものだ。

夜中の撮影だったからそのまま暗室へ…。
現像液の温度と攪拌に注意しながら、
フィルムの粒状性にこだわったものだ。

思った通りに仕上がると次はプリントに。
ここにもこだわりがあって納得いくまで
焼き直したものだった。

それが今ではそれら長年培った技術と勘は、
すべてと言って良いほどカメラに付いてくる。

悔しいやら便利になったやら…。

人間様を超えることはないだろうが、
機械が人間様を置いてきぼりにだけは
してはいけない。

あくまでも人がカメラを通して感じたことを切り取りたい。
技術だけでなく感性を磨いて撮影していきたい。
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by makichicamera | 2011-05-23 21:37 | 写真 | Comments(0)


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